シャクナゲは初夏に花が咲くツツジ科の植物です。ツツジといえば子どもの頃にツツジの花の蜜を吸っていたなんて思い出がある方も多いのではないでしょうか。私はよく吸っていました !
日常でよく見かけるツツジ科のお花ですが、ツツジ科のお花には毒のあるものも多く存在します。シャクナゲも毒のある植物のひとつです。
シャクナゲの基本データ
- ツツジ科ツツジ属 無鱗片シャクナゲ亜属
- 英名:Rhododendron(ロードデンドロン), Rosebay
- 学名:Rhododendron spp.
- 和名:石楠花(しゃくなげ)
- 開花時期:5月~6月 初夏
- 原産地:ヒマラヤ周辺、中国、北米
シャクナゲは元々、高山の奥地に咲いているお花です。とても美しく大きな花を咲かせます。山奥に咲く美しい花をなかなか目にすることが出来ないという由来で、花言葉に 「威厳」「荘厳」 というものがあります。
シャクナゲの花言葉
石楠花の花言葉
- 「威厳」
- 「荘厳」
- 「危険」
西洋での花言葉
- 「danger(危険)」
- 「caution(用心)」
- 「beware(注意する、用心する)」
「危険」や「用心」という花言葉の由来は、一つはシャクナゲの育つ環境が過酷な場所で育つというところからきています。また、もう一つはシャクナゲの葉には毒があるので 「危険」や「用心」 という花言葉がついたとされています。
シャクナゲの毒性
ツツジ科の植物には有毒の種類が多数存在しますが、気なるのは子どもの頃に吸っていたあのツツジのお花ですね!
お心当たりがあるのはこちらで間違いないでしょうか?
こちらはヒラドツツジ。安心してください!無毒です。
ちなみに…
こちらを吸っていた方は残念ながら有毒です!
蜜を吸うと、ふらつき・歩行困難・嘔吐・麻痺・呼吸困難などの症状が現れます。気をつけましょう。
まとめ
美しい花には毒があるということで、ツツジ科のお花に触れる際には気をつけましょう。今は山に行かなくてもご近所のお庭にシャクナゲの花が咲いてたりします。見つけたら花言葉を思い出してみてくださいね!それでは。
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