4月8日は花祭りです。
花祭りとは、お釈迦様が誕生した日をお祝いする仏教のお祭りです。
仏教の代表的なお花といえば、蓮の花なのですが今回は蓮の花言葉と意味についてお伝えしていこうと思います。
蓮(Lotas)の花言葉 仏教の花祭り
・開花時期7月~8月
・ハス科ハス属
・別名:水芙容・池見草・蓮華
・花言葉:「清らかな心」「神聖」「雄弁」
「沈着」「救済」「休息」「離れゆく愛」
蓮の花は夏の時期の午前中に大輪の花を咲かせます。午後には花弁が閉じてしまうので見に出掛けるなら午前中がおススメです。
・清らかな心
蓮の花は泥水の中で育ち綺麗な花を咲かせます。泥がないと根を張ることも養分を吸収することも立っていることも出来ないからです。この花言葉は仏教的な意味合いが強く、蓮の花を人に例えて泥を苦難に例えています。そして苦難(泥)を乗り越えてこそ、美しい花を咲かせる…つまりは人間的な成長の部分を指しているのかなと思います。
仏教で「泥中の蓮」という言葉があります。 蓮は泥が濃ければ濃いほど、美しい花を咲かせるそうですよ(*^^*) 人も汚れた環境の中で育っても清く美しい人は泥に染まらないという意味です。
・神聖
こちらも仏教から由来するものとエジプトから由来するものとがあります。エジプトの 地母神信仰 と結びつき、蓮は聖なる花とされているそうです。でもエジプトの蓮は睡蓮のお花ですね。日本の蓮とは少し形が違いますが睡蓮も美しく、宗教に多く由来されるお花です。
仏教から由来されるものは、 お釈迦様が 「 天上天下唯我独尊 」と産まれたばかりの時に蓮の花に乗り、天を指さされて仰ったというところから蓮は神聖な花として花言葉にもなっています。
・雄弁
エジプトでも愛される蓮。古代エジプトに伝わる神話では、冥界の王であり死者への審判者であるオシリス王に捧げられた花が蓮でした。オシリス王はとてもよくしゃべる王だったため、オシリス王を象徴する蓮に雄弁という花言葉がつけられたそうです。
・救済 救ってください
こちらも仏教から由来する花言葉です。人生の辛いこと悲しいことから救ってください…という意味ではございません。人生の辛いこと苦しいことから救済されるためには、煩悩をなくし痛みを受け止めることで悟りを開けば自ずと自身の心も救われる。痛みを知り慈悲の心が生まれ、見返りを求めない慈愛の心が生まれる。
悟り…開きたいっすね☆
・離れていく愛
少し寂しいイメージの花言葉ですね。蓮の花は、朝に花開いて午後には花を閉じてしまう。それを4日間繰り返し4日目に枯れてしまいます。花びらが1枚づつ離れるように落ちていく様を現した花言葉と言われています。
日本だけではなくエジプトやタイ・ベトナム・中国でも神聖な花とされる蓮の花は、花言葉も宗教に由来したものが多くみられましたね。蓮は大変美しく管理人も毎年写真を撮りに出かけます。今年も綺麗な蓮の花が咲くのを楽しみにしています。
それでは、またお逢いできる日を楽しみに!
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