MENU

3月1日の誕生花 ヤグルマギク・ラッパスイセン 花言葉と花にまつわるお話

3月1日の誕生花は
『ヤグルマギク』『ラッパスイセン』『杏』『プリムラオブコニカ』です。

今回は『ヤグルマギク』と『ラッパスイセン』の花言葉と花にまつわるお話をご紹介いたします。

目次

3月1日の誕生花 ヤグルマギク

 

ヤグルマギクの花言葉

繊細  優美  幸福  感謝

ヤグルマギクの花言葉は良い言葉が多いのでプレゼントで贈るのにもおススメです☆
感謝の気持ちや門出にも良いですね。

ヤグルマギクの基本データ

DATA

  • 分類:キク科ヤグルマギク属
  • 別名:コーンフラワー
  • 原産地:ヨーロッパ
  • 開花時期:4月~6月
  • 学名:Centaurea cyanus

ヤグルマギクのお話

ヤグルマギクは鯉のぼりの矢車の形にお花が似ていることから矢車菊と呼ばれています。
比較してみると、なんとなく似ているような?(*^^*)

鯉のぼりの矢車
ヤグルマギク

葉っぱが矢車の形をしているのはヤグルマソウといいます。
お花は全然違う形をしています。

ヤグルマソウ

ヤグルマギクと聞くと日本のお花のようですが、原産はヨーロッパです。

ツタンカーメンの副装飾で発見されたお花もヤグルマギクです。
ドライフラワーにしても色が綺麗に残るお花だからでしょうか。

洋食器の模様で『アングレームパターン』という模様はヤグルマギクがモチーフで、マリーアントワネットが好んだ花として有名です。

参照:Bernardaudロゴ

英語ではコーンフラワー (Cornflower)と呼ばれ、麦畑の中で咲いて種をこぼすことから名付けられました。

コーンフラワーはハーブとしても愛されており、鮮やかなブルーの美しい花を乾燥させてハーブにします。単体では味も香りもほとんど感じられない為、紅茶に入れて飲むと美味しくいただけます。

コーンフラワーの効能は、滋養強壮や疲れ目に効くようです。
目が疲れて充血しているときに冷ましたハーブティーで目を洗うと消炎作用があるとされています。

PCやスマホで目が疲れてしまった時にいいかもしれないですね!

 3月1日の誕生花 ラッパスイセン

 

ラッパスイセンの花言葉

うぬぼれ   尊敬   報われぬ恋

普通の水仙より大きめで、ラッパのような花の形をしています。
香りもとても良く、日本でよく見かけるお花ですね。
普通の水仙はこちら。

日本水仙

1本にお花が3~5つ咲いてますよね。
ラッパスイセンは1本に1花なのでわかりやすいですね☆

ラッパスイセンの基本データ

DATA

  • 分類:ヒガンバナ科スイセン属
  • 別名:セッチュウカ/雪中花  
  • 原産地:スペイン イベリア半島
  • 開花時期:12月~4月
  • 学名:ナルキッソス

ラッパスイセンのお話

スイセンには、ギリシャ神話にまつわるお話があります。
昔、とても美しい少年ナルキッソスがいました。
美しいあまり高慢になっていたナルキッソスは、ある日復讐の神ネメシスに呪いをかけられ水面に映った自分に姿に恋をしてしまいます。
ナルキッソスは水面の中の青年に恋焦がれますが、その想いが実るはずもありません。
恋の苦しみで憔悴してしまったナルキッソスはとうとう死んでしまいます。
そして、ナルキッソスの身体は下を向いて花が咲くスイセンになったと言われています。

花言葉の『うぬぼれ』と『報われぬ恋』は、ナルキッソスの物語から由来しています。
自分に恋して亡くなってしまうなんて、悲しい物語ですね。

このエピソードは『ナルシスト』の語源にもなっています。

スイセンの毒性

ヒガンバナ科の植物は毒があるものが多く、スイセンも毒があります。
特に球根の部分に強い毒があるので、取り扱いに注意しましょう。
スイセンの葉はニラの葉とそっくりです。

ニラの葉
スイセンの葉

野菜と一緒にスイセンを植えてしまって、間違って食べてしまうという事例もありますので一緒に植えないように注意しましょう。

3月1日の誕生花 まとめ

ヤグルマギクとラッパスイセンをご紹介させていただきました。
ヤグルマギクは初夏のお花のイメージでブルーが爽やかですよね。
ラッパスイセンは冬から初春のお花なのでお正月のイメージがあります。

同じ誕生日のお花なのにイメージの違うお花(*´³`*)
でもプレゼントする際には、違うイメージのお花の中から選べて良いかもしれないですね!

3月1日の誕生花は、ヤグルマギクとラッパスイセンの他にも『杏/あんず』や『プリムラオブコニカ』があります。
とても可愛いお花なので別の機会にご紹介したいと思います☆

最後まで読んでいただきありがとうございました。

s u z u n o s a n . c o m
危険な毒性の強いお花7選! 対処法/ そのお花だいじょうぶ? 小さい頃、よくツツジのお花の蜜を吸って「甘い!」なんて嬉しくなった思い出はないでしょうか。お花の蜜が甘いことを知ると、いろんな花の蜜を吸いたくなったりしますよね...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元花屋勤務歴6年
フラワカラーアドバイザー資格あり
SNSで花言葉の発信をしています
気持ちを伝えるお手伝いが出来るお花屋さんを作るのが夢です
東京都出身都内在住 30代 
趣味はお花の写真を撮ること
カメラ Olympus

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次